12月31日(月)

 ひと足早く、寝正月開始。
 本を読んではまた寝て、起きては、また本を読む。
 ははは。気持ちいいねえ!

 午前11時30分。嫁と、祇園白川の「萬樹(まんき)」へ。
 手打ちうどんのお店。麺が抜群にうまい。
 ところがこのお店、10席しかないので、いつも満員。
 ちょっと早めに来て、開店前に一番乗りで並んでおいてよかった。5分
もしないうちに、後ろには10人以上並んでいた。
 天ぷらうどん1500円を注文。1500円は高いと思うかもしれない
けど、銀座や赤坂の一流天ぷら屋さんとおなじレベルの天ぷらが出る。
 これには、びっくりした。

 食後、八坂神社から、北上して、新門前あたりをうろうろ。

 三条大橋の近くの喫茶店で休んで、マンションまで戻る。
 かなり歩きつかれる。

 再び、読書&惰眠。
 内田康夫さん、西村京太郎さん、司馬遼太郎さんの本などを片っ端から、
読んでは、グースカピー!
 ふだん、本を読むと、何だか仕事をサボって、本を読んでいるような気
分になるけど、お正月の読書って、天下晴れて、堂々と読めるようで、気
分がいい。 

 午後6時。すぎやまこういち先生ご夫妻からお誘いがあって、一昨日に
続いて、またまた「三嶋(みしま)亭」へ。
 これにはちょっと裏話があって、実はちょうど娘が友だちに会いに行っ
ていて、いないのだ。娘がいると、「三嶋亭」では、オイル焼きになって、
すき焼きを食べることができない。私は「三嶋亭」のすき焼きも日本一だ
と思っているので、常々、「すき焼きが食べたい!」とアピールしていた
のだが、娘のブロック攻撃にあって、いつも却下されていたのだ。
 たしかに、オイル焼きと、すき焼きを比べたら、オイル焼きのほうに軍
配が上がる。でもたまには、すき焼きも食べたい。
 そんなときに、すぎやまこういち先生から「三嶋亭ですき焼きを食べよ
うと思うんだけど…」のお誘い。しめた! 娘もいない。

 そんなわけで、ひさびさに「三嶋(みしま)亭」で、すき焼き。
 美味しいよ〜! すぎやまこういち先生ご夫妻といっしょで、さらに美
味しいよ〜! お肉はもちろん、美味しいんだけど、ここのタマネギは絶
品である。

 食後、近所にできた新しい喫茶店「ラジオカフェ」でお茶。
 ケーキも美味しそうだけど、必死にガマン!
 最近『365歩のマーチ』ではないけど、どうも体重が、3キロ増えて、
2キロ減る状態なのだ。じわじわ確実に太っている。
 
 午後8時30分。すぎやまこういち先生ご夫妻と「よいお年を〜!」
「でもまた明日お会いしますね〜!」「ではまた24時間後〜」などと言
いながら、お別れする。

 一応、NHKの『紅白歌合戦』を見ながら、年越しをする予定。
 別に見たいわけではないが、国民的番組で、生放送だから、ひょっとし
て大事件が起きたら?の気持ち程度で見る。
 大晦日なのに、事件が起きないように働いている人たちの苦労も少しは
考えてあげたいものだ。

 今年は世間も暗い話題が多い年だったけど、暗い世相が何10年と続い
ためしはない。必ず、底を蹴る瞬間がある。来年は、底を蹴って、浮上す
る年だと、みなさん、思いましょうね!

 では、よいお年を〜!
 

-(c)2001/SAKUMA-