12月14日(金)

 午後12時。嫁と、新宿伊勢丹B2の「BPQCカフェ」で、ピタパン
タラモサンドにコーヒー。

 食後、あれこれ買い物。
 
 午後2時。帰宅。蔵人総合研究所の赤根豊くんが来る。
 毎月恒例、経営のお話。

 午後3時。柴尾英令くんが来る。
 先日のVAIOの治療&診断の続き。
 大切な過去の文章を吹っ飛ばしたら、仕事できなくなってしまうので、
まずは外付けのハード・ディスクに文章を保存しようということになった
…らしい。はっはっは。
 柴尾英令くんが言っていることを、類推しているだけだ。

 で、そのためにはハード・ディスクをフォーマットするようだ。
 しかし、どうもうまく行かないようだ。
「あれ〜〜、おかしいなあ!」とつぶやく柴尾英令くんに、私は何もかけ
てあげられる言葉はひとつもない。
 だじゃれなら、いくらでも言ってあげられるのだが、ジャマなだけだ。

 そのうち、柴尾英令くんは、カスタマーセンターに電話をかけた。
「ドスプロントから、FDがどーした、こーした!」と宇宙語をしゃべっ
ている。

「そうか。初期設定が、マック用になっていたのかあ!」
 知恵の輪を解いたかのように、柴尾英令くんがうれしい顔で、カチャカ
チャとVAIOのキーボードを叩き始める。

 午後4時。菅沼真理(通称:すがねまチャン)さんが来る。
「あら〜〜〜、柴尾しゃん、とってもひさしぶり〜〜〜!」
「ひさしぶり。でもそんなにひさしぶりかなあ?」
「3週間ぶりぐらいですよ〜〜〜!」
「どこがひさしぶりなんだよ!」
「すがねまチャン、ご飯いっしょに食べない? えっ? いまから忘年会
なの? 何だ、ダメなんだ」
「そうなんですよ〜!」
「そうかあ。だったら、こっちも美味しいものを食べて、すがねまチャン
を悔しがらせてあげよう! 何を食べられたら、イヤ?」
「鯛焼き!」
「誰が、晩飯に鯛焼き、食うんだよ!」
「萬力屋のラーメン!」
「ラーメンが悔しがる食べ物か!」

 う〜〜〜む。すがねまチャンが帰るまでに、悔しがるお店が見つからな
かった。

 午後7時。青山「穂積」に、約1年ぶりで行く。
「ふっふっふ。このお店なら、さぞや、すがねまチャンも悔しがってくれ
るだろ…、あっ! すがねまチャンって、最近深く付き合うようになった
ばかりだったから、『穂積』の存在を知らないやあ! しまったあ!」
「知らなければ、悔しがってもくれませんよねえ!」

 午後9時。帰宅。
 柴尾英令くんと、あるゲームのアイデア出しをしながら、午後10時終了。

 

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