10月14日(日)

 午前11時。嫁と、渋谷「ブックファースト」へ。
 ナムコ勤務の中野渡昌平くん、門谷祥子さん、イラストレーターの高内
優向さんと待ち合わせ。

 5人で、「アフタヌーンティー」へ。
 門谷祥子と、高内優向は、私がかつて作っていた『チョコバナナ』の投稿者
だった。まあ、弟子みたいなもんだから、呼び捨てね。
 中野渡昌平くんは、言わずと知れた横浜ベイスターズの中野渡投手の従兄弟
というので、ことさら私が目をかけている男である。
 高内優向に言わせると「中野渡のやつ、そんな飛び道具を持っていたのか!」
である。
 たまたまその飛び道具に、私が滅法弱すぎるだけである。
 お約束として、中野渡投手とチューショットのファンクラブ会員証を、中野
渡昌平くんに見せる。きょうはこれを見せるのが、メインという話もあるくら
い。
 横浜ベイスターズのファンクラブに入ると、自分の写真を送って、お気に入
りの選手の名前を書くと、その選手の写真と自分の写真が入った会員証を送っ
てくれるのだ。
「いやあ、今年、中野渡投手がいなければ、横浜ベイスターズはとても3位に
なれなかったよ! ありがとう!」と、中野渡昌平くんにいう、言う相手を間
違えているのは百も承知だ。気は心。

 午後1時。おなじメンバーで、自宅まで行って、いろいろゲームをやったり、
3Dポリゴンと2ポリゴンの違いを聞いたりする。
 けっきょく、デッサン力の無い人が、3Dを描いてもしょせんいい絵にはな
らないという結論にしかならない。
 そりゃあそうだろう。絵の描けない人でも3Dを描けるというのは、変だ。
 変といえば、門谷祥子は昔から変なやつだったが、仕事を始めて何年も立つ と、社会に認められた変なやつになって来ているのが、おもしろかった。これ からも常識のある変なやつをめざせよ!  ナムコという会社の環境がいいんだろうなあ。岸本好弘さんとか、変な人を 輩出してるんもんなあ。  午後6時。神宮前3丁目の「ナチュラル・ハーモニー」で食事。  途中で成沢大輔くんと、漫画家の真木ひいなサンが乱入。  世間話、業界話、漫画話など…。  午後8時30分。自宅に戻って、仕事をちょびちょびと。
 

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