8月24日(金) 午前11時30分。嫁と、赤坂見附駅の駅ビル5Fの「旭屋書店」へ。 ここで、土居ちゃん(土居孝幸)、菅沼真理(通称:すがねまチャン) さん、テレビ長崎の好感度アナウンサー・山本耕一という不思議な組み 合わせのメンバーで待ち合わせ。 午後12時。そのまま松江料理の名店「皆実(みなみ)」に行き、鰻 まぶし定食を山本耕一におごらせたのであった。 「いいのかなあ? 悪いなあ」といいながら、ビールも注文する土居ち ゃんとすがねまチャン。あっ、うちの嫁もか!?実は以前、この「皆実(みなみ)」の銀座店で、土居ちゃんと鰻まぶ しを食べて、赤坂店よりはるかに味が悪かったので、土居ちゃんといつ かこっちの赤坂店に行こう!といっておいて、先日、つい嫁とふたりで 来てしまった。 それと、すがねまチャンの日記で、名古屋のひつまぶしを食べていた のを読んで、こっちの味のほうがいいぞ!と教えたくて、すがねまチャ ンを呼んでしまったのであった。 山本耕一は、今週一週間夏休みで、ずっと東京に来ていたけど、なか なかゆっくり話すことができなかったので、呼んだ。 そんな偶然が重なって、このメンバーになった次第。 説明するほどの理由ではなかったな。はっはっは。 午後1時。「コヒアアラビカ」で、コーヒー。今度は土居ちゃんに おごらせる。 午後2時。私、嫁、土居ちゃんの3人は、曙橋の大田出版へ。 『コンテニュー』というゲーム雑誌で、『ファミコン神拳』や『ジャン プ放送局』のメンバーが、当時のゲーム作りの発祥の地だったという インタビュー。 林和弘編集長、先日の野安ゆきおクン主催の宴会でいっしょだった 多根清史くん、ニューマンアカデミーにも来てくれた、御子柴朝景くん がインタビュアー。 みんな30歳前半で、『週刊少年ジャンプ』全盛期に、熱心なジャン プ読者だったそうだ。 だから、「当時の思い出を…」といわれも、3人のほうが圧倒的に くわしくて、私と土居ちゃんは、『ファミコンジャンプ2』がいつ出た か?なんてことも忘れていたり、キム皇が、ゆう帝とミヤ王の後から加 わったなんてこともすっかり忘れていた。むしろ、彼ら3人の記憶から、 刺激を受けて、ぽつりぽつりと、エピソードを思い出した。 当事者なんて、だいたいこんなもんだよ。 最後に、榎本47歳の事務所の電話番号を教えてあげたら「えっ? このバナグローブスタジオって、アニメ雑誌とかの奥付に必ず出てくる 名前じゃないですか?」と言われる。 「そうだよ、そのバナナグローブスタジオの社長が、えのクンだよ!」 「え〜〜〜っ!? そうだったんですかあ!」 えのクンはもっと貧乏だと思っていたな? はっはっは。 確実に私たちは、なつかしのアイドルの位置に定着し始めたようだ。 午後5時。土居ちゃんと、原宿の自宅に戻り、『桃太郎電鉄X(仮)』 の絵のチェック。何点か、土居ちゃんにイラストの追加注文をする。 午後7時。土居ちゃんと、私と娘の3人で、「代々木今半」へ。 またぞろ、食い道楽娘が、以前ここで食べた、すき焼きが忘れられな いというので来た! まずは、牛たんから食べて、忘れじのすき焼きへ。 ここのすき焼きは、卵を溶いて食べるのと、七味をたっぷりかけて食 べる2種類の食べ方をする。 どっちも、天にも昇るような美味しさ。 ひさびさに、うちの娘の「あたし、しあわせ! しあわせ!」のつぶ やきが始まった。 この牛たんと、すき焼きを食べただけで、もうじゅうぶんお腹いっぱ いなのに、このお店のオーナーが、「すき焼きの残りで、親子丼を作り ましょう!」といって、みるからに美味しそうな卵をさささっと溶いて、 その場で親子丼を作ってしまう。 さらに、サービス! サービス!といいながら、オーナーは、ぶどう シェイクを出してくれる。マック・シェイクのぶどう版だ。 「ちょ、ちょ、ちょっと、どれも死ぬほど美味しいんだけど、私と土居 ちゃんはお昼に鰻食べてるんだから、ちょっと待ってよ〜!」 「はっはっは。明日から絶食すれば、大丈夫!」 「しこたま、牛たんに塩かけて、塩分取り過ぎたよ〜!」 「大丈夫! 大丈夫! 塩分はいっぱいお水を飲めば、大丈夫!」 「はっはっは。怪しいなあ!」 とにかく、この店長、美味しいものを食い道楽な人に食べさせるのが、 大好きという、まさに私たちの仲間にふさわしい人。 「店長! もう帰ってもいい?」と言って、食事終了! ここままずっとここにいると、店長、いつまでもでも、いろんな美味 しい食べ物を出してきちゃいそうだ! もう破裂しそうなくらい、お腹が大きくなってしまった。 本日、うちのグルメ・バカ娘の「すき焼きランキング」の第1位に ここのお店が躍り出たそうである。 それは正しいけれど、今後、「ここに来よう!」と言い出す回数が増 えるかと思うと、お父ちゃんはつらい。いいお肉は全国共通で値段高い からねえ。 午後8時30分。帰宅。 きょうも横浜ベイスターズは惨敗。絶不調ですな。 優勝マジック点灯のヤクルトさん相手では、あまりにも勢いが違い過ぎ。 プロフェッショナル対プロフェッショナル。 プロであるかぎり、力は均等。その点差を決めるのは勢いってことな んでしょうねえ。何事も。 『桃太郎電鉄X(仮)』の手直し作業を、ぼちぼちと…。
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