8月15日(水)

 いやはや、さすがに『桃太郎電鉄X(仮)』のお仕事は、別格なんです
なあ。
『桃太郎電鉄X(仮)』のテスト・プレイが佳境に入ってくると、日記を
書く時間すら減って来た。
 文筆業であるかぎり、日記を書くのがしんどいとは、口が裂けても言い
たくないのだが、このところ、□◎●&%#…(口ごもっている!)。

 午前10時30分。嫁と、高円寺の整体さんへ。
 整体のお兄ちゃんから、左腕の筋肉がついて来たから、そろそろ細かい
手の動きの神経をつかうほうの訓練を始めるように言われる。
 2キログラムのリスト・バンドを毎日、50回上げたり、下げたりする
運動を3年間続けて、ついに筋肉がついた。
 この訓練は本当につらかったから、筋肉のほうは十分と言われると、う
れしいものだ。
 それにしても何でも「石の上にも三年」ではないが、本当に物事を習熟
するまでに、三年かかるもんだなあ。ことわざって、人生訓になってるな
あ。昔の人たちはえらいもんだ。しみじみ…。

 午後1時。高円寺のラーメン屋さん「代一元(だいいちげん)」で、タ
ン麺。高円寺では、エースが「ザボンラーメン」で、控え投手がこの「代
一元(だいいちげん)」。

 午後2時。築地のハドソンへ。
 世間が、終戦記念日でも、夏休みでも、ハドソン自体が夏休みでも、わ
れわれには関係ない。
『桃太郎電鉄X(仮)』の会議。
 メンバーは、土居ちゃん(土居孝幸)、三上寛幸役員、柴尾英令くん、
國政修くん。三上寛幸さんは、役員さんなのに、きょうも朝イチで、札幌
から来ている。
 本来、三上寛幸さんは札幌の人なのだ。
 この日記を読んでいる人にも、この会議の重要度が、少しはわかっても
らえると思う。

 きょうも、脳みその皺が、一気に30本ぐらい増えるような、神経へと
へとの会議をみっちり。
 柴尾英令くんが最近買ったばかりの、バカでかいVAIOの性能を聞く
ヒマもなく、土居ちゃんが出演した四国松山のテレビ番組の話を聞くヒマ
もなく、とこsとん、『桃太郎電鉄X(仮)』の話。

 午後6時30分。英国帰りの娘がハドソンに来て、みんなにお土産品を
手渡す。英国だから、やっぱり紅茶だ。

 午後7時30分。土居ちゃん、柴尾英令くん、うちの家族の5人で、御
茶ノ水湯島天神の側の「鳥つね」へ。
 あのオレンジ色の卵の親子丼のお店だ。
 このお店に、土居ちゃんも、柴尾英令くんも来たことがないのを、ふと
思い出した。
 案の定、柴尾英令くんが「これは!」「これは! いったい!」「いつ
までも食べ続けられそうだあ!」「こんな美味しい親子丼は初めてだ!」
と、狼狽しながらも、うれしそうに食べている。
 土居ちゃんと柴尾英令くんが、ここまで気に入ると、今後、登場回数が
増えそうだなあ。
 そうなんだよ。このお店の親子丼食べると、ほかのお店の親子丼を二度
と食べられなくなっちゃうのよ。美味しいお店はいつも、これが困りもの。

 午後9時。うちの家族は、東京駅から鎌倉へ。
 いよいよ、非常事態宣言で、鎌倉に置いてあったプレイステーション2
の、デバック用の機械を取りに行く。原宿の家で、朝から晩までずっとテ
スト・プレイすることができるようにするためだ。

 午後10時。鎌倉長谷の家へ。
 荷物を置く間もなく、娘と『桃太郎電鉄X(仮)』のテスト・プレイ。
 気になるところがあると、その場でVAIOにメモ。
 なのに、うちの娘は「さくちゃん、早くやらないと、赤マスに入れちゃ
うよ〜!」とのん気なことを言っている。

 午前1時過ぎまで、テスト・プレイして、就眠。
 

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