6月11日(月)

 昨夜の「コンフェデ杯決勝戦」の余韻がまだ残っているせいか、遅く
寝付いたというのに、午前5時には目が覚める。 
 メールの返事とか書いているうちに、あっというまに午前9時。
 二度寝する時間がない。ふに〜〜〜! 眠い〜!

 戸締りなどして、セコムをかけて家を出る。
 ああ! 4泊5日の鎌倉静養があっという間に過ぎてしまった。もっ
と鎌倉でのんびりしたかったよ〜! 自分でもびっくりするくらい鎌倉
はすごしやすかった。近所のお店の人たちの下町風のしゃべりやすさも
よかったんだろうなあ。こんなに早く町になじめると思っていなかった。
 
 午前10時。江ノ電で鎌倉へ。
 鎌倉から、横須賀線に乗って東京方面へ。

 午前11時。東京駅で降りる予定が、思ったより早く着いたので、新
橋駅で降りて歩きことにする。
 新橋駅から、ぷらぷら歩きながら、銀座方向へ。
 銀座のショウウインドウを見ながら歩くのは、楽しい。
 有名な高級ブランドが、何気なくささやかに小さな店舗で営業してい
たりする。
 高級ブランドにとって、銀座には小さくてもいいから、進出しなけれ
ばいけない土地なのだろう。

 午前11時30分。毎度おなじみ「煙事(えんじ)」へ。
 嫁とここで待ち合わせて、いつものワンデッシュサンド。
 スモークされた鶏が美味しいなあ。

 せっかく私が鎌倉で日に焼いて来たというのに、嫁はさらに真っ黒に
日焼けしていた。フリーマーケットの会場を覗いていて、焼けたそうだ。
 昨日のフランス・チームに果敢に立ち向かった日本サッカー・チーム
のような敗北感。
 さらに後から来た柴尾英令くんまで、最近自転車に乗っているから、
日に焼けている。
 何なんだよ〜! 必死に日焼けしたのに〜!
 おまけに、あとで右肘のあたりが筋肉痛になっていたので、嫁にマッ
サージしてもらったら、もう皮がむけた。早い!

 午後1時。築地のハドソンへ。
 きょうのメンバーは、土居ちゃん(土居孝幸)、ゲーム・ディレクタ
ーの國政修くん、柴尾英令くん、私、嫁。

 本日、土居孝幸弾劾裁判!
 はっはっは。土居ちゃん(土居孝幸)が昨夜、仕事も終わっていない のに、サッカーの試合を見に行ってしまったのは、本当に大問題だった ようだ。  國政修くんが、綿密に作ったスケジュール表を持って来て、この日ま でに、ここのイラストを、6月いっぱいまでに、ここまでのイラストを 完成させないと、ゲームの発売もやばくなるという解説を受けている。  その脇で、私と嫁と柴尾英令くんの3人は、月末の九州取材旅行の楽 しい会話。
 九州のホテルを予約したり、あそこであれを食べよう、ここであれを 食べなきゃ!と、盛り上がる。  もちろん土居ちゃん(土居孝幸)も一応誘ったんだけど、不参加が決 定。そりゃそうでしょう。  とうとう土居ちゃん(土居孝幸)は、國政修くんから「鉛筆書きの絵 でもいいからほしい!」と懇願されている。  うひょ〜! ここで締め切りに追い込まれている土居ちゃん(土居孝 幸)を見るのは初めてだ。土居ちゃんは過去締め切りぎりぎりは何度も あったけど、締め切りを遅らせたことがない。  必死に「今週を見ていてください!」と國政修くんに言っていた。  札幌でこの日記を見ている『桃太郎電鉄X(仮)』のスタッフのみな さん。土居ちゃんがいよいよ本当のプロの仕事の速さを見せてくれるそ うです。期待して待っていてください。
 午後4時。國政修くん、柴尾英令くん、私の3人で、今後予定されて いる2本のゲームについて打ち合わせ。  柴尾英令くんは昨年からずっと、この桃太郎チームに参加しているの だが、ゲームというのは準備ばかり先行して、なかなか契約に入らない から、ずっと無料(ただ)働きが続いている。フリーという職業は、月 給制ではないから、現在のところは、無料なのだ。厳しいでしょ。    しかも、きょう柴尾英令くんは、一睡もせずに原稿を書いて来た。  こういう姿がプロってもんですね。  期待していた原稿枚数より、ちょっと少なかったけど。ははは。    午後5時30分。土居ちゃん、柴尾英令くん、私、嫁の4人で、銀座 のおでん屋さん「よしひろ」へ。最近すっかりこのお店がお気に入りだ。  柴尾英令くんは、このお店は初めて。  夏になったら、おでんはなあ?と思っていたけど、このお店のおでん はあっさりしているから、行けそうだな。季節によって、タネも違うし、 このお店の藤原組長にそっくりなお兄ちゃんなら、なんか工夫して来そ うだ。  食後、喫茶店で雨宿り。  コーヒーを飲み終わる頃、雨があがる。    午後7時30分。きょうは原宿の家に帰宅。  昨日寝不足だったので、そのまま倒れ込むようにベッドで、熟睡。  湘南シーレックス、コンフェデ杯と続いたスポーツ観戦の疲れがドッ と出たようだ。  今夜は、自宅で静養。
 

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