5月28日(月) 朝、午前5時ぐらいに目覚めたら、まだ雨の音がするので、遠出をあき らめて、二度寝。あとでくっきり晴れたではないか。くそっ! 午前9時。iモード・ゲームの毎月原稿「さくま賞」の選考と執筆。 引き続き、『桃太郎電鉄X(仮)』の物件に読み仮名をふる作業。 単純作業なので、DVDで『デューク・エリントン・ミュージック』を 見ながら。デューク・エリントンは、グレン・ミラーほど私は詳しくなか ったようだ。このDVDを見ているうちに、カウント・ベイシーとか、 ベニー・グッドマンなどのフィルムが無性に見たくなる。 なかなかこの手のビデオとか、DVDを売っているお店は少ない。 午前11時。高松で買って来た「恐るべきさぬきうどん」のカップめん を自宅で食べる。通常のカップめんの3倍くらい美味しいけど、この間、 高松で、打ち立て、茹で立ての讃岐うどんをはしごしたからなあ。 たぶん今度また高松に行ったら、買ってしまうだろうなあ。 さて、きょうはどうしようかなあ。 このままずっと、仕事をだらだら続けるかな…と思っていると、立て続 けに、電話が入る。 「さくま〜! きょうとか、時間空いてない?」で、おなじみのムサシノ 広告の伊東正義だ! この大学時代からの同級生は、いつも私の時間がポ カッ!と空いたときにかぎって、電話をかけてくる不思議な男だ。 盗聴器ならぬ、監視ビデオでも設置しているのか?と思うほど、いいタ イミングで連絡してくる。なかには何度電話をくれても、都合が合わない 人もいるのになあ。「10分だけでも…」といって、毎回1時間居座る放 送作家の福本岳史くんというのもいるが、それを押し通せるのも才能であ る。こっちを苦笑させてくれるような要請の仕方なら、会ってしまうもの だ。 同時に、菅沼真理(通称:すがねまチャン)さんからも電話。 いま、新宿の伊勢丹にいるそうだ。 「なんだか私と嫁がきょうは、新宿に来るような気がして…」。 こういう愛嬌のある言い方をされると、無理やり時間をこじ開けてでも 会いたくなるものだ。 さらに、ゲーム・ディレクターの國政修くんからも電話。 すごいね。けっきょく3人全員と、新宿で会うことになる。 午後12時。新宿伊勢丹デパートで、すがねまチャン(口癖:もきゅ〜!) と落ち合って、紀伊国屋アドホックの向かい側にある「ニュートップス」へ。 ムサシノ広告の伊東正義と待ち合わせ。 知る人ぞ、知る、伊東正義との打ち合わせは、つねに極秘。 プランニング前の話が多いから、まず私が伊東正義が提示する話に興味 があるかどうかで、話がスタートするから、いつも極秘になってしまう。 こういう打ち合わせのなかからTBS『有限会社 桃太郎商店』が生ま れたり、iモード・ゲーム三部作などが生まれている。 午後1時30分。嫁、すがねまチャン(口癖:ねえねえ、どうしてです か? どうしてですか? うそ〜〜〜!)と、カリーの中村屋1Fに移動 する。 午後2時。ゲーム・ディレクターの國政修くんが到着。『桃太郎電鉄X (仮)』のメッセージ直しの宿題をたくさん北海道から持って来てくれた。 う、う、うれしいなあああ…。 飛行機が苦手な私の代わりに、國政修くんはほぼ毎週北海道に行って、 現場スタッフの人と、打ち合わせしてくれる。昔、10日置きに陸路で、 北海道に通って、身体をこわした私としては、國政修くんが北海道に行っ てくれるのは、本当に助かる。おかげで、國政修くんもスタッフと綿密に 打ち合わせができるようで、いつも宿題という名のお土産を持って来てく れる。 うれしいやら、つらいやら。へにょにょ…。 途中、すがねまチャン(口癖:シバオしゃ〜〜〜ん!)が、仕事に戻る。 午後4時。帰宅。 さっそく、國政修くんからもらった宿題に取り掛からないといけないの だが、その前に先週からの宿題がまだ終わらないので、そっちを先に。 午後6時。自宅で、食事。 「伯方(はかた)の塩焼きそば」という麺で、焼きそば。ほんのり塩味で、 ソースをつけなくても美味しい。「伯方(はかた)」といっても、「博多」 ではなくは、「伯方(はかた)」は、愛媛県である。 このところ2回連続で愛媛県への取材を延期しているので、行きたくて 仕方がなくなる。 引き続き『桃太郎電鉄X(仮)』の宿題を黙々と…。 DVDで『スペース・カウボーイ』も見たいなあ。どうも自宅のDVD の棚がちっとも減らないと思っていたのだが、田森庸介さんの日記を読む たびに、そのほとんどのDVDを買い足しに行ってしまうからだなあ。 田森庸介さんが見たことがないと書いていた、オードリー・ヘップバー ンの『初恋』も買ってきちゃったしなあ…と、さりげなく田森庸介さんを 挑発しておく。
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