3月20日(火)

 きょうも暖かい日なので、絶好の「花粉症日和」!
 もう、完全にダウン!

 目はしょぼしょぼ、鼻水ちゅるちゅる。
 身体はだるだる…。
 とろけるチーズは、雪印というぐらい、身体がとろとろ…。
 風邪引きのほうが、もう少し症状が軽いと思うよ、ほんと。

 午前中、『桃太郎電伝(仮)』の仕様書作り。
 もちろん能率悪く、調子が出ない。

 午後12時。嫁と、恵比寿ガーデンプレイスの「アフタヌーンティー」
で、アスパラガスとハムのホットサンド。これは美味しい。閉店してし
まった南青山の「アフタヌーンティー」の後釜は、このお店で決まりだな。

 食後、2Fの八重洲ブックセンターで本を買う。めったに来ない書店
さんは、ふだんのお店では目に入らない本が、次々に飛び込んでくるか
ら、どれもこれもほしくなってしまう。
 気がつけば、大量購入。読みきれないよ。

 午後1時。WEBデザイナーの菅沼真理(通称:すがねまチャン)さ
んが到着。
「パパスカフェ」でお茶。密輸業者のように、すがねまチャンに、ハド
ソン桃太郎事業部からもらった、横浜ベイスターズ対中日戦のチケット
を手渡す。土曜日は球場に行けないのだ。
 すがねまチャンと、野球談義。
 女の子で、この選手名を出しても平気かな? 解説付けようかな?と、
気をつかわらずに話ができるのは、すがねまチャンぐらいなものだ。

 午後2時30分。帰宅。仕事を始める前に、ちょっとでも読書をと、
『立花隆サイエンスレポート/立花隆、「旧石器発掘ねつ造」事件を追
う』(朝日新聞社)を読み始めたら、止まらなくなってしまった。
 予想通り、派閥争い、現場と教授の立場といった、人間臭い話がぼろ
ぼろ、ドロドロ。あの「ねつ造」事件の主役の藤村さんは、誰に聞いて
もいい人で、悪くいう人は全然いないんだって。だったら、何であんな
ことに?ということが、あらゆる角度から検証されている。
 やっぱりこういう事件のレポートに、立花隆さんが出てくると、俄然
おもしろくなる。難しい言葉がたくさん出てきても、わかりやすいし、
取材密度が濃縮牛乳のように濃い。
 立花隆さん、顔だけ見てると、榎本47歳にそっくりなんだけどなあ…。
 フリーライター業界の手塚治虫さんのような人だ。 

 午後4時。少しうたた寝ののち、『桃太郎電伝(仮)』の仕様書を再
開。仕様書完成まであと、20%くらいしか残っていないのに、ずっと
花粉症にペースを狂わされている。仕事自体は、出来上がりを想像して、
ほくそ笑む毎日なので、楽しいのだが…。

 午後7時。四谷三丁目。家族3人で、欧風カレーの「オーベルジーヌ」
に行くが、お休み。春分の日だからかな。
 困った家族は、この場所が、先日、古川知子に紹介してもらったイタ
リアレストラン「エドキャノ・カルミネ」に近いことに気づく。予約し
てないけど、行ってみることに。

 食の神様である娘がいっしょにいるせいか、運良く入れることに。
 簡単にカレーライスを食べてさっさと帰るはずの夕食が、一挙にゴー
ジャスな宴になってしまった。
 幅広のパスタが美味しかったなあ。  それとこの間も、美味しかったんだけど、ここで出すパンって、田舎 作り風で、ついつい手が伸びてしまう味だ。気がつくと、いくつも食べ ていて、お店の人がお代わりのお皿を持って来てくれた時点で、食べ過 ぎだったと気づく。そんな味なんですよ〜。  デザートも、大満足。  あいにくカルミネさんはいなかったようだけど、大変美味しくいただ けました。  午後9時。帰宅。  花粉症の薬が切れたようで、さらに体調不良。もはや花粉症は、立派 な病名だと思う。いや、法定伝染病として認定してほしいよ。伝染はし ないけど。  来年から、この時期、本当に北海道に住もうかなあ。沖縄は飛行機じ ゃないと行けないからなあ。暖かい所のほうが、身体にはいいだろうけど。  今夜は、たまってる本とビデオを見て、寝よう。花粉症でまったく力 が出ない。
 

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