12月31日(日) 風邪は少し回復。 午前11時30分。娘はまたしても、ねむり姫。起きない。 嫁と、イノダコーヒ本店。 どうもこのお店に来ないと、京都に来た気がしない。 午後12時。京都駅前の「プラッツ近鉄」へ。 東京の自宅で部屋着としてつかってる上着とおなじものが欲しくて、GAPに行く。 あった、あった。でもデザインがちょっと違うなあ。 丸首っぽいのはちょっとなあ!と思った瞬間、嫁が思い出した。「あなたのは、ユ ニクロよ!」 わっはっは。原宿のユニクロで買ったのだった。 GAPとユニクロ。間違えるよなあ。大差無いので、買って行く。 午後1時。歩き疲れて、帰宅。 来週の日曜日からNHKで『北条時宗』が始まるで、予習の意味で、漫画版『北条 時宗』(原作・高橋克彦、漫画・さいとうたかを・講談社)を読み始める。 ただでさえ疲れているときに、北条家の登場人物には困惑する。 時政、宗時、義時、時房、政範、泰時、朝時、重時、政村、実時、有時、時尚、長時、 光時、時幸、実時、時氏、時実、公義、経時、時頼、時宗である。 22人中、19人に「時」が付く。 しかも上についたり、下についたり、一定でない。 藤原氏のように、「清衡、基衡、秀衡…」という風に「衡」の上に1文字付くほうが まだ覚えやすい。 また当時、「暴れん坊の○○」とか、「鈍亀の○○」みたいな言い方をしないので、 よけい名前が覚えづらい。 戦国時代に入ると「猿=豊臣秀吉」「瓶割りの柴田勝家」といった異名が登場するか ら、絵が浮かんでわかりやすくなる。 そろそろ鎌倉時代を描く小説家のみなさんも、キャラクター重視の歴史小説を描いて ほしいものだ。 来年の大河ドラマは、1年続けて見続けるのは難しそうだなあ…。 しちめんどくさい登場人物のおかげで、熟睡。 かなり体調は回復する。 夕方、「さくまあきら2000年十大ニュース」の集計が完了する。ほうほう。あれ がこんな順位にねえ。1位はやっぱりあれかなどと楽しむ。 ぜひ、『ほんのチョイ係』のほうをご覧ください! 午後6時。マンションで鴨鍋。 割烹料理屋「M」でいただいた鴨で、いつも「M」で出る鴨鍋をやろうとしたのだが、 脂の多い上等な肉のために、家庭用の包丁ではほとんど歯が立たない。困ったもんだ。 でも水菜に豆腐に、大量のわさびを入れて、美味しいこと、美味しいこと! 京都と 鍋はよく似合う。 日本レコード大賞を見る。 今年はサザンオールスターズが大賞取りそうなんでね。 午後9時。すぎやまこういち先生ご夫妻宅へ。 今夜9時から、いつも夏にやる大文字の「送り火」と、鞍馬の「火まつり」を2000 年最後ということで、特別にいっぺんにやってしまうという考えられないミレ二アムを やるので見に行く。 この様子はまた明日!
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