11月18日(土) 朝から、来週の北海道行きまでに終わらせておかないといけないことを、あれこれ、 それこれ、ほれこれ! 1週間まるまるホテル住まいというのは、ひさしぶりなので、 何かと準備が必要。荷物も増えてしまう。 そんなときに、さくまにあのあややサンから、こんなメールが届いた。 「さくまさん、こんばんは。 来週、北海道にいらっしゃるのですね。 半端じゃなくて、ここ2、3日の冷え込みは厳しいです。朝方降った雪が夜まで溶け ずに残ってます。 とがった空気で、手の甲がぴりぴり痛いです。 ホカロンを10個くらい腰にまいて ダウンジャケット着て、 マフラーと帽子で顔が見えなくなるくらい。 そのぐらいの格好で来てください」 おおおおお〜い! 土居ちゃん(土居孝幸)! どどどうしよう! 秋の暴飲暴食月間も思ったよりも、トラブルなく順調に来ただけに、恐いなあ。 またしても「ひさびさに、さくまサン、北海道行きません?」と土居ちゃんから言い 出した旅行だけに、ちょっと、うんと、とっても心配だぞ。 午前11時30分。嫁と表参道の「月光茶房」で、毎度おなじみ、茄子とひき肉のカ レー。最近カレーは、ここのカレーがいちばん好きかも。 食後、嫁はおでかけ。 私は散歩ののち、「ロイヤルホスト」でアイデア出しの予定だったが、北海道に行く 前にやっておくことで、忘れていたことを思い出したので、いったん家に戻る。 午後4時。表参道「ロイヤルホスト」にて、アイデア出し。 この3日間、どうしても浮かばなかった部分のアイデアが出る。どこまでもこの「ロ イヤルホスト」は、御霊験新たかな場所でございますのう、ほんとに。 午後5時30分。散歩しながら帰宅。 「ロイヤルホスト」で出たアイデアをさっそくまとめる。 午後7時。家族3人で、広尾の「プティポワン」へ。 北海道に行く前に、一度すぎやまこういち先生ご夫妻にお会いしておきたいと電話を 差し上げたら、ちょうどきょうが、奥様のお誕生日だそうで、ご夫婦水入らずの誕生日 に乱入する形となってしまった。おまけに、共犯者として、ミスター・フォアグラ、こ と成沢大輔くんもいっしょに誘ってしまった。 思えば、このメンバーはあの狂騒の松茸ツアーのメンバーである。話題はやっぱり松 茸の話題から。あのときの写真を先生からいただく。料理のほうは、いつものフルコー スではなく、それぞれオードブル、スープ、肉料理、魚料理をチョイスする食べ方にし たので、みんなでいろんな料理を注文して、ちょっとずつ人からもらっては食べるとい う、食い道楽にとっては、重畳至極な食べ方を満喫し放題。もうどのお皿が誰のだったかわからなくなりました。 デザートは、オーナーの北岡さん手作りの、ミルフィーユのお誕生日ケーキが出て、 もう言うこと無し! とことん、幸せ。そういえば、「プティポワン」の新しい従業員の高野さんという方が、『ジャンプ 放送局』の世代だそうで、ソムリエの岩崎さんに続き、2人目。 最近ますます『ジャンプ放送局』の世代が、社会の中枢に登場し始めている。私の 場合、現在30代が、『月刊アウト』の世代、20代が、『ジャンプ放送局』、10 代後半が『桃太郎伝説』『桃太郎電鉄』の世代という構成になっている。 そのうち、この『デジさく』の世代というのも、出現するのだろうか? 午後11時。すっかり、「プティ・ポワン」に長居をしてしまった。いつもお客さ んが帰ってから、北岡さんご夫妻といっしょの会話が楽しくて、つい時間を忘れてし まう。 成沢大輔くんなんか、みんなに「年末の京都においでよ〜!」と誘われてしまって、 あげくに「ホテルが取れないなら、うちに泊まればいいよ」とすぎやまこういち先生 ご夫妻に言われて、成沢大輔くん、恐悦至極! 午後11時30分。神宮前の「ブルドック」で、成沢大輔くんと、内密な仕事の打 ち合わせ。 閉店まで、わずか30分しかないと店の人に言われるが、成沢大輔くんとの打ち合 わせも、二言三言いうだけで、その全貌、さらにその先の展望、展開まで予測してく れるので、楽ったらありゃしない。 お腹ぽんぽこ、毎日食べっぱなしの、シバえもん、こと柴尾英令くんといい、勘の いい人たちとの仕事は、楽チンでいいなあ! 午前0時。帰宅。 『プロ野球ニュース』に、森祗晶横浜ベイスターズ新監督が出演。監督が代わると、 TVが何かと取材してくれるので、スポーツ番組を見る甲斐がある。放っておくと、 わが横浜ベイスターズはTVで取り上げてくれないからねえ。 さて、明日も北海道に行く前にやっておくことが、目白押し。 月曜日に函館で、土居ちゃん(土居孝幸)と私は、なかよしの福田さんがいるお寿 司屋さん『鮨金』に行くつもりだったんだけど、月曜日が定休日であった。無念! 函館では、どこで何を食べようかなあ…。
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