9月15日(金)


 きょうからシドニー・オリンピック!
 それじゃ、こっちもお祭りでも開くか!とはまったく考えていなかった。むしろ敬老
の日だから、年齢層の高い人たちの宴会でもしてみるかと思っただけだ。

 午後6時30分。渋谷「上海ヌードル」。
 昨年来、「歴史を語る会」、「ゴチの会と」発展して行った、異業種交流会は、つい
に「笑止(しょうし)会」という名前に進化して、再スタートを切ることになった。

 この会は、言い出しっぺの私が、数人(10人ぐらい)の会いたい人、他人に紹介し
たい人を選ぶ。
 その選ばれた人たちがまた会いたい人、他人に紹介したい人を選んでいく。その数が
まとまった時点で、一同に会す。まるでアムウェイのような、ネズミ算のような方式の
宴会である。
『ドラクエ』シリーズの「ルイーダの酒場」でもある。
 ここで、出会って、自由にパーティを組んで、今後冒険をしてください、ってなもん
だ。
 その代わり宴会に参加しても、友だちを作らないと、次のときにお呼びがかからなく
なるという過酷なサバイバル・レースでもある。

 さて、そんな話はもうちょっとあとのこと…。
 日記はいつものように、朝の出来事から。

 午前11時。高円寺の整体さんへ、グルメ・バカ娘を連れて行く。
 きょうは私ではなく、娘のほう。腰痛だとかいうので、見てもらう。相変わらずおっ
さん臭いやつだ。
 まあ、基本的に成長痛のようだ。

 午後12時。娘とふたりで食事するので、5年前まで住んでいた杉並区上井草のとき
に、よく食べに行った青海街道沿いにあるしゃぶしゃぶの「木曽路」に行く。

 途中、なつかしい町並みを楽しむ。いろんなお店が潰れて、マンションが建っていた
り、オウム杉並道場は、野菜の即売場になっていた。
 なにしろ、40年以上も住んでいただけに、1件1件ほとんど覚えている。それだけ
にちょっとした変化でも大きな変化に感じる。

 午後12時30分。「木曽路」に到着。3連休の初日とあって、ものすごい行列。少
なくとも30〜40分は待たされるというので、断念。
 だいたいグルメ・バカ娘が「木曽路」が好きだということに違和感を覚える人も多い
だろう。あの肉好きが、なぜ「木曽路」を好んだか? 
 なんと、あの「木曽路」のしゃぶしゃぶコースの、お餅と、うどんが好きなのが理由
で、実はいまお肉がどんな味だったか覚えていないという。やっぱりそうか! この口
驕り娘め! でも納得。

 午後1時。仕方ないので荻窪に出る。グルメ・バカ娘は荻窪界隈のことは覚えていな
いはずなのに、しっかり食べ物屋だけ、「点」で覚えている。松本清張さんの代表作
『点と食』である(嘘)。

 で、タウンセブンのわき道にある「まるりの森」で、ハンバーグ定食とビフテキ定食。
どちらの味も大変よろし。実はこのお店、私は忘れていたのに、グルメ・バカ娘のほう
が覚えていた。やっぱり恐ろしいやつだ。

 食後、荻窪タウンセブンへ。
 くだらないことだが、エスカレーターに乗ると、流れる♪ふれあいの町〜、荻窪〜、
タ〜ウンセブ〜ンという歌を聴きに来た。妙なメロディなのだ。よしよし、まだこの
ジングルつかってるんだな。

 さらに、この1Fエスカレーター脇の美味しいソフトクリームを食べる。グルメ・
バカ娘の荻窪お勧め情報である。

 午後2時。中央線で、千駄ヶ谷駅で降りて、スターバックス・コーヒーによって、
キャラメル・マキアートを買い、帰宅。
 雷が鳴って、雨が降り始めた!

 今夜は『朝まで生テレビ』みたいな状況になると思うので、いまのうちに仮眠して
おく。

 午後5時30分。渋谷「ブックファースト」1Fの喫茶店「マ・メゾン」で、岩崎
摂さんと、漫画家のヒサクニヒコさんと待ち合わせ。
 ヒサクニヒコさんは、古くは北杜夫さんの小説の挿絵で有名で、恐竜マニア、鉄道
マニア、拳銃マニアとしても知られる、とっても有名な方。私もかつて25年ほど前
に一度だけお会いしたことがある。もちろん当時は下っ端中の下っ端だったので、覚
えているわけがない。

 そのヒサクニヒコさんは、『ポポロクロイス物語』の原作者・田森庸介さんの慶応
義塾大学漫画研究会の先輩にあたる。ということは、私の古くからの大親友である、
かすやたかひろの先輩でもある。

 ちなみに、土居ちゃん(土居孝幸)が早稲田大学漫画研究会のときの先輩が、堀井
雄二である。

 で、田森庸介さんのホームページ日記で、やたらヒサクニヒコさんが登場するので、
私と岩崎摂さんが、きょうの異業種交流会に、ヒサクニヒコさんもお呼びしたら?と、
田森庸介さんに持ちかけた。
 ところが、田森庸介さん、先輩のヒサクニヒコさんに思い切り弱みを300本ほど
握られまくりだそうで、ヒサクニヒコさんと同席に難色を示す。日記を読む限りでは、
あんなに可愛がられて、うらやましいぐらいの先輩・後輩関係なのに。
 そこで愛情表現がいじめ、からかいに転じる血液B型気質丸出しの岩崎摂さんの出
番。
 こっそり、ヒサクニヒコさんを呼んでおいて、会場で田森庸介さんを驚かそうとい
う魂胆なのだ。

 午後6時30分。「上海ヌードル」で、いよいよ「第1回笑止会」開演。
 のっけに、もちろん田森庸介さんを、「ここに座って、田森さん!」と言って、ま
んまと顔を両手で隠して待ち受けるヒサクニヒコさんの隣りに誘導することに成功! 
「田森さんに紹介したい人はこの人です!」で、ヒサクニヒコさんが、田森庸介さん
のほうを向く。ひっくり返りそうになる、田森庸介さん。
 楽しい幕開けである。

 さて、みなさん、お待ちかねの参加メンバー62人を紹介!
 またしても、参加人数の記録更新である。
 2時間開催として、ひとりあたりと会話できる時間は、約2分しかない。
 だから、今回は本当に私も全部網羅できたか、自信がない。
 おまけに、このシリーズ初参加の人が半数近いのだ。
 もし、抜けている人がいたり、肩書きが間違っていた場合は、ぜひご連絡ください!

 それでは、ご紹介! 敬称略なのを怒らないでねー!
 *印は、初参加の方々。

 赤根豊  :蔵人総合研究所・さくまの税理士 
*飯島賢一郎: 紅谷25時・声優プロダクション 
*飯田克比呂:ソネットSFオンライン編集(大草さんの先輩)
 石川亨  :小学館・週刊ヤングサンデー編集部
 伊東正義 :ムサシノ広告
 岩崎摂  :漫画家兼霊能者 
 岩崎誠  :読売広告
 鵜飼泰隆 :ポニーキャニオン
 ×××××サン(本人の希望により削除):××××××事務所(元・サンリオ)
 江口貴博 :プロスペック・ゲーム攻略本制作会社代表

*大江和弘 :小学館・週刊ヤングサンデー編集部
 大草俊一 :タカラ
*大友貴司 :ゲームプロデューサー(ザ・マエストロムジーク)
 大沼弘幸 :小説家
*岡 悟  :造形作家
*小粥よう子:声優(キャプテン翼)・漫画家高橋陽一さんの奥様。
*小川真司 :アスミックエース『リング0』映画プロデューサー
 梶野竜太郎:ハドソン桃太郎事業部
 かわのをとや:役者(ガーター刑事)旧名・河野靖
 岸本好弘 :ナムコ『ファミスタ』作者

 國政修  :ハドソン桃太郎事業部
 くぬぎふみたか:トミー(元タカラ)
 木村真人 : ポニーキャニオン(けーむらくん)
*合津玲子 :フリー編集者(元BRサーカス)
*小玉桂  :・ラジオディレクター『日乃出街探偵事務所』
 小林千尋 :ハートビート(ドラクエ開発会社)
 さくまあきら:ゲーム作家(桃太郎シリーズ)
 佐久間真理子:さくま嫁 
 佐久間ゆり :グルメ・バカ娘
*佐藤志靖(しのぶ):「ヘアストリート」美容師(さくま担当)

 柴尾英令 :ゲーム作家(レガイア伝説・作者)
 菅沼真理 :HPデザイナー
*杉沢義文 :テンユウ(アニメ関連) 
 高田直幸 :フリー(元タカラ)
 田中公平 :作曲家(『サクラ大戦』ほか)
 田森庸介 :漫画家(『ポポロクロイス物語』・原作者)
 土居孝幸 :イラストレーター(桃太郎キャラデザイン)
*とみさわ昭仁:ゲームデザイナー(元ゲームフリーク)
 豊福陽一郎:服飾デザイナー
 なかむら治彦:漫画家(スポーツ4コマ)

 成沢大輔 :ゲーム攻略本制作会社代表(ダビスタ伝道師) 
*西永聡  :ぶんか社・ペントハウス編集者
 野安ゆきお:ゲームライター 
 万乗大智 :漫画家・少年サンデー『ダンドー』連載中! 
*樋口由美子:インデックス・iモードの会社
*樋口敬  :料理人(元・青山「穂積」)
*ひろたたけし:SIDO代表(アニメ・プロデューサー)
*ヒサクニヒコ:漫画家
 福本岳史 :放送作家
*福田勝  :大映プロデューサー(怪獣映画フリーク)
 古川知子 :イラストレーター(iモードゲーム他)

*堀井雄二 :ゲーム作家(『ドラゴンクエスト』作者)
*牧 巌  :TBSラジオ総務部長(元・桃商プロデューサー)
*南澤新樹 :インデックス(iモードの会社)
 宮路一昭 :ミュージシャン(桃太郎シリーズ音楽担当)
*本山博敏 :VR1新社長!(ゲーム開発会社)
*森澤明夫 :フリー編集者(元BRサーカス・『さくまあきらの正体』担当)
*山本貴嗣 :漫画家(メタルマックス・デザイン)
*山名学  :ハートビート(ドラクエ開発会社)
*吉田みか :編集者(アリキリの単行本プロデューサー)
*和田慎二 :漫画家(『スケバン刑事』作者) 

 ありゃ? ひとり足らないぞ!
 あっ。小粥よう子さんが連れてきてくださった声優さんだ。
 名刺を切らしていたようだ。森さんでしたよね。

「笑止会」の画像は ↑ こちらをクリック!
 さて、どんな宴会だったかというと、テーブルにきょうの参加メンバーの一覧表を 置いておいた。誰か会いたい人がいれば、紹介する。  ただそれだけ。それだけなのに、まあ! あっちで、こっちで、輪ができて、カン カンガクガク! 呵呵大笑! 抱腹絶倒! 不思議な光景である。  実は、旧知だったことが判明したり、ちょうど現在話題の中心である『ドラゴンク エストVII』の作者である、堀井雄二くんが来たので、みんなで「石版の場所がわか らないよー!」と笑いながら、ブーイング。  大爆笑ネタもいくつか。  なんとハドソン桃太郎事業部の梶野竜太郎くんが、かつてパルコに勤務していたと きに、バイトで来ていたのが、インデックスの樋口由美子さんだったというのだ!  この会場で、感動の再開となった。  さらに、大友貴司さんがなんと、キリシタン大名で有名な、大友宗麟の末裔なのだ そうだ。これだけでも歴史マニアの私としては、とってもうれしいのだが、そういえ ば、たしか柴尾英令くんが大友家に関連のある家系だとかなんとか言っていたことを 思い出す。  さっそく柴尾英令くんに聞きに行くと、「うちは、大友家の家臣の末裔です!」 「ありゃ、柴尾くん、とんでもない人が来ているよ! 紹介するから、こっちに来て!」  なんと、400年近い歳月を経て、大友家のお殿様と家臣の末裔同士のご対面と相 成った。  さすが、血脈は恐し! 数秒間にして、柴尾英令くんは、すっかり家来の態度にな ってしまった。これには大爆笑!  午後10時。2次会を渋谷の「九州」で。  各ブロックに分かれて、ゲームの話、映画の話、アニメの話、オリンピックの話と、 それぞれ思い切りディープにディープに、マニアックに盛り上がる。
 午前0時。2次会終了。  さすがにわが家族はここで退散することに。  このところ寝不足なので、これ以上は危険だ。  まだまだ朝までしゃべり込んだ人たちの動向はそれぞれのホームページなどでお楽 しみください。  午前0時30分。帰宅するも、興奮覚めやらずで、なかなか寝つけない。  なんとかとどこおりなく終了したことを家族で確認。  グルメ・バカ娘はまたたくさんいい人たちに囲まれて、幸せなのだそうだ。  留守録しておいたオリンピックの開会式を見ずに、就眠。 
 

-(c)2000/SAKUMA-