６月２５日（日）


　あ〜〜〜、も〜〜〜！　朝も昼も夜も仕事ばっか！　まるでキム
タク（木村拓哉）ＣＭの２４時間まばたきしないに対抗して、何週
間ずっとイスに座って仕事を続けられるかに、挑戦してるみたいだ
よー！
　腰が痛ひひひひひ〜〜〜！

　今さら作者がいうのも変だけど、『桃太郎電鉄』の規模って、い
ったい何なの？　でかいにもほどがある。
　プレイヤーは、全メッセージのごく一部しか見ていないからねえ。

　銀河鉄道で、みなぶっとびカードつかったときのメッセージとか、
ショッカーＯ野ゲームの最初のポール・ポジションを決めるとき、
サイコロを3個振って、順番を決めるのがあるでしょ。あのとき、
４人全員おなじサイコロの目を出したときの、メッセージなんて知
らないでしょ？
　キングボンビーがいたときの、あっちいけカードのメッセージと
かって、見たことある？　デビルカードを☆印カード売り場で売ろ
うとしたときのメッセージ見たことのある人はけっこういるか。
　全部の物件を買ってしまったときのメッセージ見た人いる？
　最後で、総資産が４人全員おなじって場合だって、無いとは言え
ないからね。ちゃんと全部入ってるんだよ。

　まあ、こんな調子で、お仕事をずっとずっとずっと、♪飛んで、
飛んで、まわって、まわって、まわ〜る〜…なのよ。

　午前１１時。嫁と近所のフレッシュネス・バーガーで、てりやき
チキンにカフェラテ。
　雨がじとじと、やみそうでやまない。

　午前１１時３０分。公民館で、選挙の投票。
　雨なのに、意外と投票者の数が多くて、投票の記入に渋滞ができ
たほど。森総理の「浮動票の人たちは、寝ていてくれたほうがいい」
発言が効いたのかな？
　ねっ。いつも私が言っていた、与党にとっては、投票数が少ない
ほど、客層が絞れて楽だというのは、本当だったでしょ。
　与党に投票しようが、野党に投票しようが、どっちでもいいけど、
もう少しみんなが投票に関心を持つほうがいいと思うなあ。
　昔から、何で若者向けの政治雑誌ができないのかなあと思ってい
る。アイドル雑誌みたいなものでもいいから、あればいいのにと思
う。最初は顔から入って、そのうち真剣に政治に興味を持つ人が、
１０万人増えただけでも、日本の政治は変わると思うのだが…。
　かつて、『月刊ヤング・ポリティック』という企画書を出版社に
出して、まったく相手にされなかったことがある。
　私の発想はいつも、１０年早いと言われているから、もういい頃
だと思う。提出したの２０年以上も前だから。

　午後１時。帰宅。しばしも休まず、新作『桃太郎電鉄』の仕様書
作り。ゴールが見えてきただけに、仕事がはかどること！　でもそ
ろそろキーボードを打つ、腕のほうが限界になってきた。
　投手が握力がなくなってきて、カーブが曲がらなくなるようなも
んだ。休むしかないのは、わかっている。休むか。

　しばし、仮眠。

　うへっ。３０分で目が覚めてしまったではないか！
　仕事し過ぎると、神経が高ぶって、眠れなくなるから、やばいな
あ。
　でも、やっぱり仕事を始めてしまう。もうちょっとの辛抱だ。
　嫌々やってる仕事ではないだけに、苦痛ではない。
　
　午後５時３０分。ＴＶのリゾート別荘地特集を見ていて、別荘が
欲しくならずに、別荘で食べていた料理が食べたくなって、近所の
「ナチュラル・ハーモニー」に嫁と行く。
　岩のりと温泉玉子のサラダ。ホタテのクリームソース煮。野菜の
おでん仕立て。
　これに、いつもの玄米ご飯、黒胡麻たっぷりかけ（かけすぎてる
のは、あんたでしょ！）を食べれば、とってもヘルシーで、八ヶ岳
の別荘で、夕食を摂っている気分。
　コーヒーを飲めば、高原のベランダで飲んでる老夫婦。

　でも別荘って、ドラえもんの「どこでもドア」でもあれば、欲し
いけど、今の私には欲しくないなあ。遠いんだもん。
　新作『桃太郎電鉄』の仕様書作りを、森の中の一軒家でひとりで
書いていたら、さみしいよ。別荘に住むような人は、仕事しちゃい
けないのかな？
　やっぱり私は、文房具屋が側にあって、スターバックス・コーヒ
ーが近くにあって、１５分で新幹線に乗れてしまう、京都の別荘が
好きだ。京都は別荘と呼んでいいんだよな？　仕事場？　いや、別
荘だと思い込もう。

　午後７時。帰宅。
　もちろん、お仕事。もうまったく話題の無い毎日だ。
　今夜も、選挙速報を見たり、ＮＨＫ『葵・徳川三代』を見たり、
横浜ベイスターズ対巨人など見ながら、うへ！　巨人は上原投手か。
３連勝は無理だな。ははは。
　
　午後８時。ほへ？　『葵・徳川三代』が終わってる。何〜！？　
そうか、選挙速報用の特別時間かい！　ビデオまでかけちゃってる
んだぞ！　妙にくやしいなあ。おろしたてのビデオテープなだけに、
損した気分。
　衛星放送で、再放送やってるんだよね。忘れそうだな。　
　まあ、いいや、とにかく私は、お仕事、お仕事！