6月11日(日) 東京は梅雨入りしたそうな。寒い。 九州で聞いた梅雨入り宣言を、東京でも聞くとは思わなかった。 午前10時。必死の減量態勢に入っているので、今朝は、京都相 互タクシーの宮本さんに送っていただいた、桑名の冷麦で朝食。 ずいぶん、太い麺だ。 これに四万十川の青海苔を入れて、かぼす液まで加えたものだか ら、美味しい、美味しい! あやうく、たくさん食べすぎて、減量どこ吹く風になるところだ った。 午前11時30分。雨の中、新宿駅東口の鞄屋さん「BREE」 に行く。 私がいつも肩から下げている、小さな鞄はいつもこの「BREE」 というドイツのメーカーさんの製品。 いつもおなじ鞄を下げているように見えるけど、実は今のが3代 目。しかもなぜか初代からずっと、博多のキャナルシティで買って いる。 鞄のなかに、ポケットがたくさんあって、いろんなものを分類し てしまっておけるので、大好きなのだ。 しかしこんな近所にお店があるとは知らなかった。 だいぶよれよれになってきたので、そろそろ買い換えるかと思っ て来てみたのだけれど、どうにもまた今の形のマイナー・チェンジ 版がいちばん気に入ってしまう。困ったもんだ。 けっきょく迷ったあげく、他日ほかのお店も当たってみることに する。銀座にもあるようだ。雨のせいか、もうひとつ思い切れない。 たまにはちょっと鞄を替えてみたい気分だ。でも保守的だからな、 私は。できることならここまで来たら、また博多で買いたいものぢ ゃ! あとは新宿でお買い物。CD買ったり、晩ご飯の食材を買ったり。 午後12時30分。伊勢丹デパート3Fの「クローバー」でコー ヒーに、モンブラン。食品売り場で美味しそうなケーキばかり見す ぎたので、ついモンブランを食べてしまったが、それほどの味では なかった。くやしい。減量態勢は、判断力を鈍らせる。 午後1時30分。帰宅。 ちょびちょび、新作『桃太郎電鉄』の仕様書作り。 途中、最古のさくまにあ・戸田圭祐と電話したり、漫画家の山本 貴嗣くんから電話がかかったり。 私の病気は、湿気に滅法弱いから、梅雨ともなれば、見事なまで にテンションが上がらなくなる。 ちょうど、新作『桃太郎電鉄』の北海道あたりの物件の見直しを 図っているところだったので、「北海道は梅雨がないんだよなあ!」 と遠い目になる。 長いこと、北海道に行っていないなあ…と、危ない企みばかり、 思いついてしまう。 午後7時。きょうは家で晩ご飯。湯布院から、あの30本も買っ た、かぼす醤油が届いたので、嫁に餃子を作ってもらう。 餃子に、このかぼす醤油が、合うんだよ〜! うほっほ。甘〜〜〜い! この味! この味! おひさしゅうございますうる! うれしくなっちゃうねえ、待ちに待った味に再会できると。 はぐはぐ。もぐもぐ。はふはふ。 やばいぞ、どんどん食が進む。 はぐはぐ。もぐもぐ。はふはふ。 美味しいな、美味しいなあ! はぐはぐ。もぐもぐ。はふはふ。 嫁が作った、餃子は美味しいぞよ。 このかぼす醤油、日本全国の人に食べてほしいくらいだよ! うん。間違いなく、次回作の湯布院は、かぼす醤油が目玉だよ〜 ん。臨時収入いっぱい出まっせ〜! あ〜。もう終わっちゃった〜。 う〜ん。もっと食べたいなあ。でもこの辺でガマンしないと、元 の木阿弥になってしまうからなあ。つらいぞ、減量。 食後は、NHK『葵・徳川三代』。 藤堂高虎って、興味あるなあ。伊賀上野の城主でもあったし、三 重の津城も、藤堂高虎の手になるものかあ。築城の名手というのは、 とても気になる。 さて、このところ、コンピュータ画面を見つめっぱなしだから、 また相当眼精疲労が進んでいる。少し目を休ませないと。徳川家康 のように、健康に気をつかう私であった。 それでは、明日もお見逃し無く! あの番組は、水戸光圀公役の中村梅雀さんがいいな。
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